注文住宅に見る時代の流れ

昔の注文住宅は業者主導

住宅には歴史があるのと同じように、注文住宅にもやはり歴史があります。注文住宅の歴史を振り返ると、戦後でいえば、昭和30年代ぐらいから徐々に増えていきました。
昔の注文住宅の特徴は、業者主導であることでした。今でこそ、家主の言う通りに業者が動いてくれますが、昔は業者の都合で様々な制限があり、満足した住宅を建築することができなかった例も多いです。それは、そういった時代の流れだったというのもあります。業者の言うことよりも顧客の言うことの方が弱いのです。つまり、今の注文住宅のように建てたい住宅を建てることができるわけではなく、業者が決めた制限の中でしか住宅を建築することができなかったという歴史があります。

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最近の注文住宅は顧客主導


昔の注文住宅に対して、最近の注文住宅は顧客主導になってきました。つまり消費者を大事にする傾向があります。これは住宅づくりでも反映されます。例えば、顧客が事細かに要望を話すと業者の方でできるだけ顧客の要望に合わせて住宅を建築してくれます。少し無理があってもできるだけ顧客の要望をかなえるようにしています。
このようになったのは昔とは違う時代背景があるからです。最近のハウスメーカーや工務店などは、昔に比べても競争が激しくなっています。日本の住宅の建築数を見るとおよそ50年間で半分近くに減少してしまいました。もし業者主導でやってしまうと、顧客はほかの業者を選んでしまうため、できるだけ顧客の要望をかなえてようにしているというわけです。